しんくんとのんちゃん 雨の日のふたり

 

《どんな絵本?!》

とりごえまりさんの「しんくんとのんちゃん」シリーズの1冊です。
とりごえまりさんの絵本はどうしてこんなに人気なんだろう?と考えた時、

とりごえさんの絵本に出てくる登場人物はキャラが立っていて、子どもがとても

感情移入しやすいことに気づきました。
そして、お話が徹底的に子ども目線なんですよね。

 

「しんくんとのんちゃん」シリーズも、
「しんくん」=心配症ですぐにドキドキしちゃう男の子
「のんちゃん」=楽天家でのほほ~~んとしている女の子
この二人のやりとりが面白いのです。


表紙画、雨が結構降ってますよねー^^
心配症のりすの男の子しんちゃんは、のんちゃんが家に遊びに来るのを

待っていました。

待っても待っても来ないのんちゃん。
心配症の人が心配している時間って、実際の経過時間より長~く感じてしまうもの。

待っている間に、嫌な想像をしてのんちゃんの身を案じるしんくんは、ついに

不安に抗いきれなくなって、雨の中、傘もささずにのんちゃんを探しに出かけます。

 

この時点で多分、約束から40分ほど経過していると思われます(笑)

さて。
のんちゃんは―どうして約束の時間に来なかったのでしょう!

のんびり屋さんにとっては、時間の経過はゆっくりなんだと思います(^^;


やっと会えた二人は、雨の中を相合傘で歩きます。
本降りになった雨にまたまたしんくん、“こうなっちゃったらどうしよう~~~”的

な想像を呼び、それに対してのんちゃんは、
“もしそうなったら、こうしちゃえばいいじゃん!”的な対処法を提案します。


どこまでも性格が異なるふたりだけど、だからこそ
いいんだなぁ~ってところ、ぜひぜひご覧ください。

雨上がりの清清しさも感じてね☆


《読み聞かせ方のヒント》

タイトルが「雨の日」と漢字を使っているので、本文も漢字が入っているのかな?

と思うと、全部ひらがな表記なのです。

途中2箇所だけ、左右のページで別々の場面を描いているところがありますので、

今はこっちのページを読んでいるんだよ、ってコトを3歳前後の子には指差しで

そっと教えてあげると見やすいかと思います。

 

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