いっぱい やさいさん

《どんな絵本?!》

まど・みちおさんの文章に斉藤恭久さんが涼しげな絵を添えられた絵本です。
表紙画にトマトの隣にいるのはテントウムシとアリなんですよ^^

とっても夏らしい、野菜絵本です。


トップバッターは、きゅうり。
「きゅうりさんは、
 きゅうりさんなのが
 うれしいのね。

 すずしそうな
 みどりの ふくに、
 きらきら びーずを
 いっぱい つけて。」

きゅうりの隣には、これまた緑色が鮮やかなキリギリス。
一本だけ半分にカットされたきゅうりの切り口の
みずみずしさがお伝えできなくて、残念!

 

お次は、「たまねぎさん」です。
一緒にいる虫はバッタ。
自然にめくれた皮がリアル~~。

 

「ラディッシュさん」の傍にいるのは、アカガネサルハ虫。
こんな風に、「とうもろこしさん」にも、「ほうれんそうさん」にも、「じゃがいもさん」

にも「ぐりんぴーすさん」にも、「にんじんさん」にも「なすびさん」にも、

「ぴーまんさん」にもちゃ~~んとお供がいるんですよ♪


まど・みちおさんの自然に対する想いがぎっしりつまった一冊です。
絵も色も美しいだけでなく、“夏”を感じさせてくれます。
まど・みちおさんは野菜に特別な想いがあるそうなのですが、そこは敢えて抑えて

書かれた絵本なのだそうです。

夏野菜を楽しもう♪
見て、触って、味わって☆
栄養をたくさんたくさんいただいて、この暑さを乗り切りたいものです。


《読み聞かせ方のヒント》

独特の言い回しなので、淡々と読むのにもテンポを大切にすると聞きやすいし、

読みやすいです。

絵を見るだけなら、身近な食べ物や足元の昆虫の存在が気になりだした頃の

1歳すぎの子どもは喜ぶと思います。

文章は少し想像力が必要なので、2歳半を過ぎた頃からが楽しみ時ではないか

と思います。

 

野菜の色と出てくる昆虫の色が同じになっています。
21種類出てくる昆虫の名前は、最後のページに書いてありますので、ご参考

くださいね。
子どもの大好きなクワガタ・カブト・カマキリも出てきま~~す♪

野菜と昆虫の共存。
これこそ、自然!!

 

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