こりゃ まてまて

《どんな絵本?!》

肉付きがまだぷにぷにしている頃。
この頃の子どもは、転んでも傷ついても守られるクッションとして、脂肪がたっぷり
体についているんですよね♪

そんな頃の子ども(性別は不明です)が、いろいろなものを追いかけます。
身近にこの年齢のお子さんがいらっしゃる方には、大いに共感してもらえる
作品だと思います。


「こりゃ まてまて」
黄色いちょうちょをおいかけるのは、猫っ毛でくせ毛のオーバーオールをはいた
小さな子。

ちょうちょは、空高く飛んでいってしまいました。

次に見つけたのは―とかげ。
触ろうと手を伸ばしますが・・・こんなおチビにつかまるようじゃ、おしまい!
とばかりに、あっという間に岩陰へ。

あまりの動きの速さについていけず、とかげのいたところをじっと見つめたまま
の子ども^^かわいいです<emoji:cute>

 

お次は、鳩。
そして、猫。
追いかけると、どちらもすぐに逃げて行ってしまいました。

 

さてさて。
最後に追いかけるのは―――。

 

おじいちゃん・おばあちゃんが、小さなお孫さんなどをお膝に乗せて読むにも
とてもイイ絵本だと思います。


《読み聞かせ方のヒント》

「こりゃ まてまて」と、動物の立てる音のみのとてもシンプルな文章です。
その文字の一字一字が、活字なのですがはんこで押したように微妙にまっすぐで
ないところが、この子どもの動きの不安定さととてもマッチしていると感じます。

 

生きものに純粋に触れてみたくて、伸ばした手のいとおしさ。

何度逃げられても、チャレンジせずにはいられない好奇心。

その好奇心にしたがって、どんどん一人で行ってしまう危うさ。

どれも、小さな子と共に過ごした経験者には、覚えのあることでこういう
時期の如何に短かったかを今更ながら思います。

 

幼い子を今子育て中の方に、お薦めいたします♪

 

++++++++++++++++++++++++++++++++++