おたねさん

《どんな絵本?!》

表紙画には、おしいそうなトマトが1個。
トマトの横には(目立たないけど)カマキリがいます。

 

「おたねさんの はたけは・・・・・・・・」

タイトルページ下の文章も忘れずに読みます^^

「むくむく わさわさ
 むくむく わさわさ
 はるですね」

 

ピンク色に染まった木(桃の木でしょうか)の周りにその畑はあります。

 

そして、そこへ動物たちがやってきます。
ブタ。
ウサギ。
ニワトリ。
アヒルの親子。・・もしかしてカモかも?!

 

次のページでは木が緑色になり、畑には花が咲き誇ります。
そして、畑の中を見てみると―――
前出の動物たちが餌である虫を捕らえて食べています。
そして、ウンチもするんです^^

野菜の絵本なのに、捕食場面や排泄場面があるの~?!ってビックリ。
でも!これが紛う事なき自然の営み☆なんですよね。
それを竹内通雅さんは、ストレートに絵で表現されています。

次のページも食べては出してと繰り返す動物たち。

 

やがて。

「むん むん むん
 なつの はじまりです」

このページには、夏野菜がたっぷり実っています。


元気のよい時の畑だけでなく、季節が終わったあとの
畑まで、春~次の春までが描かれる1冊です。

自然が好き!という方は、ぜひぜひお読みくださいませ~☆


《読み聞かせ方のヒント》

タイトル名にある「おたねさん」は、結局何(誰)なのか、どこにも書かれていません。
でもね。
なんとなく読み込んでいると、・・かな?的なことは感じます。

文章は短いのですが、ページをさっさとめくってしまわず、絵をじっくりと見たい絵本。
こんなところに○0○がいる!とか、
ここでもウンチしてる~!とか、
子どもは喜んでたくさん発見してくれると思います。

★★★に分類しましたが、★★の年齢の食いしん坊さんにもお薦めですし、

大人が読んでもかな~り深い作品です。
美しい景色・素敵な色や味やにおいだけが自然じゃないってこと、改めて思います。

 

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