おこだでませんように

《どんな絵本?!》

やんちゃ坊主というのは、どこにでもいて時には非難の対象となったりしますね。

でも。

怒られてばかりいるというのは、辛いもの。

それは本人が一番身にしみていて―――。

 

主人公の男の子は、いつでも、どこでも怒られてばかり。

家では、世渡り上手な妹に振り回されてお母さんに怒られる。

学校では、悪気があってやっていないのに先生に怒られる。

 

いつもいつも怒られていると、怒る側はレッテルを張るんですよね。

それで“また、あの子はやった”という周りの目で、常に悪者扱い。

 

こんな状況に辛くなった主人公、七夕の短冊に一番のお願いを書くのです。

「おこだでませんように」と。

さあ、その願いを見た大人は、どんな反応だったでしょう。

切ない気持ちと、立ち止まって考える機会をくれる1冊です。

 

《読み聞かせ方のヒント》

1年生になった喜びも束の間、の主人公の気持ちが語られます。

主人公の気持ちになって、腹立たしく、無念そうに読みたい部分があります。

そして、自分が悪い子かも・・と悩むところも、しっかり気持ちを込めて読みたい

ところです。

 

大人の反応が展開する後半部分も、しっかりと感情をこめて読むと、気持ちが

とても聞き手に伝わるかと思います。

七夕以外の季節にも、お薦め。

 

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