ひ・み・つ

《どんな絵本?!》

おばあちゃんと孫の手紙のやりとりで綴る、夏の物語です。

 

「ゆうき」のおばあちゃん=「しんばあちゃん」は、もうすぐ80歳。

そこで、ゆうきはしんばあちゃんへ手紙を書きます。

誕生日のプレゼントは何がいいか教えてほしいという内容です。

 

孫からの手紙に大喜びのしんばあちゃんですが、何がほしいか?という問いにしばし考えます。

そして、返事に「ゆうきの えがお」と書きますが―――ほんとは「ほしいものが ひとつだけある」と告白する

しんばあちゃん。

それは、「ひ・み・つ」の内容でした。

 

一人暮らしが永いおばあちゃんは、40年も前に亡くなったおじいちゃんに会い、一緒にダンスを踊りたい!

というのが、その内容でした。

 

ゆうきは手紙を読んで感激しますが、どうしたらしんばあちゃんの心からの願いをかなえることができるか

わかりません。

 

おばあちゃんの誕生日は、7月7日。

そして・・・。

 

 

しんばあちゃんを想うゆうきの気持ちと、おじいちゃんを想うしんばあちゃんの気持ちが切ないです。

7月7日は特別な日。

果たして願いは適えられるのでしょうか。

 

《読み聞かせ方のヒント》

カラーのページとモノトーンのページがあります。

おばあちゃんと孫、願い、たなばたの3つが巧く絡まったお話です。

どれが欠けても成り立ちません。

 

おばあちゃんの手紙はおばあちゃんの文字で、ゆうきの手紙は子どもの文字でイラストが入っていたり

して、とてもリアルです。

 

これを見ると、子どもは自分も手紙を書いてみたくなるんじゃないかと思います。

 

ひらがなオンリーの文章ですが、文章の量は多めです。

自分で読んでも楽しめるということで、就学前後にお薦めしたいと思います。

 

おばあちゃんと孫で読んでも楽しいし、天国に会いたい人がいる方にもお薦めです。

 

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